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癒しの歴史

癒しという言葉はすでに私たちの生活で浸透しテレビ、雑誌、インターネット等でよく見聞きすると思います。そんな癒しについて考えてみたいと思います。実は、”癒し”という言葉は国語辞書、広辞苑には載っていないことは意外と知られてないようです。文法的には癒すという動詞の名詞系です。そもそも癒すとは聖書するヒーリングから訳された宗教的な用語です。その癒すがどのようにして私たちの生活へ浸透してきたのでしょうか。
日本では1980年代に癒しブームが起こります。このブームは宗教学や宗教人類学で、未開社会の暮らしを続ける人々の間で呪術医が、病になった人を治療する行為のひとつである悪魔払いの行為について指したものだそうです。現在、使用されている癒しとは意味合いが異なる使われ方をしていたようです。その後、90年後半になると日本ではバブル経済崩壊後の長期間の経済不況の影響で、社会不安、構造的な変化などから抱えるストレスなど精神的な問題を考える人の増加にともない第二次癒し系ブームが発生します。精神的な負荷を減らす。自分らしさを取り戻す。自分が拠り所となる場所、人々とのつながりを求める傾向とともに一般化していきます。
癒し系という言葉は、癒し系タレント、女優、アイドルから始まったとされ、缶コーヒーのCMでの飯島直子さん、優香さんなどが注目され、その後も、本上まなみさん、井川遥さんなどが癒し系と呼ばれていきます。その後は女性タレントだけではなく、音楽、癒し系グッズ、男性タレント、お笑い芸人、学者などでも癒し系○○と呼ばれる人たちが登場し広がっています。